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やる夫で学ぶ「太平記」 巻ノ五 c2 t0 やる夫で学ぶ「太平記」 2009/06/07 Sun .


元弘の変から年が明け1332年(正慶元年)、やる夫は京の都で戦後処理や洛中の警護にあたっていた。

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/   結局、年が明けても関東には帰れなかったお…
|       (__人__) l;;,´
./      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___ /




   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)      帝の処分が決まるまでの辛抱だ。
. |     (__人__)      .帰ったら貞氏様の葬儀をあげよう。
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \





330 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:31:29 ID:86iBfr59

この時、幕府に謀反を起こした後醍醐天皇に変わり新たに持明院統の量仁親王が光厳天皇として即位した。
だが後醍醐天皇は未だに退位を拒否し続けていた。

           /i
          / |
         /  '-―- 、
         /    ,、    ヽ
        /-、ヽ/へ、ヽ  !! i
        |r_ヽ  .r_ヽ  j. ii !______
        ||gi   ||gj  <_,-、  _,,-'''
        (  o____,    θノ-'''^  僕が光厳天皇です!
        \. ヽ_ノ   '='
         ,,、-t---t''^- 、  
       r'^γ      r ヽ
     /  i        !   \
   / ⌒)^j |        ヘ、   ヽ
   i  ̄)^/|____________ /  > ⌒ )
   ヽ _フ^  i !!   ||| _フ⌒   /
         |! ̄ ̄ ̄ し    )^
        λ    _,,,,>--''^
         i \_,,-''^    !
          |   !     |
         !.   !     |

         光厳天皇

.






331 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:32:56 ID:86iBfr59

そして囚われの身の後醍醐天皇は隠岐国に配流されることなった。
同行を許されたのは側近の千種忠顕、一条行房、そして後醍醐天皇が最も寵愛した妃・阿野廉子である。

        ___
     /  ̄    ̄ \
     /          ヽ
   /              |
   |     , -===- 、i     もう京の都には帰ってこれないかもね…
    |   /         ヽ
    ヽ /          | |
      |_|           |_|
      (.__.)        |_)
       │     -● |
       |     |   |
      ⊂二二⊃⊂二⊃

        後醍醐天皇



       _,,....ヽ|/...._
     .r''"       `ヽ
     /  , '⌒ v ⌒ヽ ヘ
    ,'   |    |   ! ハ
     |   |.  ●|●  |   !      陛下…私も隠岐へついていきます
     | ,r┴‐‐ '⌒ ─┴、 |
     |( ── ---── )!  
   /  ` ー-------一´ ヘ
   //|           |\、

       千種忠顕



                 __
                 / | |
           / -─'┴‐- 、
        ミー‐'──-- n--─`‐=彡
        `7'''T卞二フノ |弋'フ'ii丁´
            |  | :|     ',    || |    まだ諦めてはなりませんよ…
            |  | :|   ノ,、,.〉  || |
.         ー‐|─|‐抂─ノ‐v-、‐刊┼─
            |  | :| } `ヾ`ー''フ f|||
            |  | :| L  ´ ̄` 」|||
            L.⊥ノ\___fff__/廴|
       /  八   ヽ jjii / /  \

             一条行房




332 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:34:32 ID:86iBfr59

阿野家は決して身分の高い家柄ではなかったが、阿野廉子は後醍醐天皇の皇后・西園寺禧子の女中として
御所に入ったが、後醍醐天皇に見初められ天皇の寵愛を一身に受け、皇后と同じ扱いであったと言われている。

                  _,...- '''''¨'''ヽ
                  ,,.-''¨       ヽ
     __,,..--───--...、∠.- ''''¨~ ̄¨¨''''''- .,)
  ,.-'''¨         ,,.-'¨    _,...-───- ...,'ヽ
  /          /    ,,,..-''¨     ,,,...、  ¨'''\
  |         /    /       / ,,,,,ヽ     ヽ
  |        ./    /      \/ /'/;l      /ヽノノ
  |       /    ./       ゝ/ /℃;〕     |)ヽl     この、廉子も…陛下の傍に…
  〕      /     /        l  〔;;;;;;〕  _,,,... --;;;;〕l,
  ヽ     /     〕         ̄ ̄¨''''     ( ̄)--〔
   〕     〕     |   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;           _  ヽ
   \   〔     |                ..-''''~/   〕
     \  (     〔               / ⌒/    |
      ¨''-〕     ヽ              ヽ_ノ    /
        ヽ      \    ___,.... -──, -─-__   /
         \      ,,,..-''''~_,... --─-(二二二) '''ヽ ̄ ̄ヽ
           ヽ    /- '''''''¨ /   ヽ  ●/~ ̄ \  〕

                        阿野廉子

義良親王、後の南朝二代天皇・後村上天皇は彼女の生んだ子である。



333 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:35:58 ID:86iBfr59

天皇の一行は佐々木道誉らによって護送され京を出た後、摂津から播磨を抜けて旅を続けた。

            .,,..、v------v、.,,,_          
        ._,-‐'^⌒         .¨'-、        
      .,/                \       
     /                   \      
     /⌒li                   ゙)     
    ノ  .〕--v、、.,_              ゙!    ありがとう…忠顕、行房、廉子。
    |:ny }    .⌒7nz''           !     僕はまだ頑張るよ…
    (_ .,「^'┐._.v‐'′ ゙\_, ..        |     
   ._,,、||'''(  ,,rミニ、,,v-ー'''^¨゙゙'<_        .}     
   厂 .( ゙‐r ‐''''゙/ .________  '<       .ノ     
   .゙>'′ l}  ‐''^゙゙「[,/ . ̄ .)、    ._/      
   \_   .´}  _,,./|}     _,|v-ー''¨゙`〕       
     .¨'''¬=i厂″ .__.,エ-''''''^゙二、r-‐''''''゙}       
         `^'l(ニミァ''个¨ ̄       .}      
           (;;;l!メ  .┐ v       〔      
         ._v-:厂  __  レ″       |      
        .,/′,,|,,ニ⌒,.|、r(    .,、    .|      
        .〔../′ ._フi|′ .`\_,/     〕,(^^'l   
        .゙|′ / .゙'ーv、vr″      八_ ._}   
         .7.,,,,,|y.            ../′. ̄    
           、 .¨^'‐-v、.,_,,,____,,,、vー'′





334 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:37:29 ID:86iBfr59

その頃、備前国に児島高徳という者がおり、彼は後醍醐天皇が隠岐に配流になると聞くと一族の者を集めた。

           |ミミミミミミミ"、;:;:|:;;;;|;;::::|;;/;;;;;;;;::::::///////
          ,.|\ミミミミ,.ヽ、"l,;;;l;:::l;;/;;;;;;;::::::///////
     ,. ,.    l"\\ミ/ "''、:'、l::::|;|;;;;;;:::::::////ノノ
 ,.   ''、"、  /ミ\\/::   \'、l;;l;|;;;;;;:::://///
;,.\,.、ーへ,.、'',.,.l\ミミ|/::::    ::\|::l;|;;;;::://;;‐フ/
\\"'‐-,."'/",.. ''l\ミ;|: :::::    :::::::::'、|;;:// //       俺は帝が挙兵されたと聞き、笠置へ馳せ参じようとしたが、
ー\ ̄,\,.l,.‐"'l l\l" ::::::  :::::::::   ::::   //       それより前に笠置が落城しちまった…
,.-‐'',.二ミ‐,l ; ;,.‐' ,lミ/,::::     ::::  :::::::::: //        . 仕方がなく今日まで自重していたが、
'''"~,.,....---l,l ''、 レ ;;l=-,.、  :::::::   ,.;;;  /,        .帝がこの備前を通るとなれば話は別だ…
ヽ│    ''、、l   \=-,;;ー、,.,.;l: ,./l ;;__=l,.,.、       .俺たちで帝を奪い返すぞ…!!
 ''、  ,.-、,./''| '',、 ミ,\‐''",.エ=ミ--l,┴==/  \
  l  l::::::l‐l ;;;|  ''、   ̄;:;.   l:::ll""‐/::::::::::::::::ヽ,
  |  '',.丿ノ ;;|   |:::::::::''''';;;;,.  l:::レ ,/::::::::::::::::::::,.'l
 ::/,.,.,."''",.,.,.,.‐l、  l:::::::'''''''  ゝ;;";," /ll,.‐''\;;;;;'''''' l
;;;;/"'-,、、   :::',、 l::'''' -=;::::,.,.,、,._,. / ''l   ;;;;;;::::'"l
 ::::::::::::\;;;'''''‐-,.,.\:   ';;,. "'‐',."/   ll /::::::l ノ‐-,.、
  ::::::::::::::ヽ、"''‐-;;;;\   ̄"""~,"  ;;;||/::,.‐'''''::"::::::::: \、
 ::::::::::::,.-、‐''''"";;''‐--\, '';;;;; /|;;;;‐''"'//'''";;/''""''\:::::::::: "'l
  ,.,-,'''ヽ ,.'' __,.,.;;--‐'  '''''‐‐","''‐-,.,/";;;;;;;;;;l   ,.,ノヽ,.,.;;;;;;,.,.|
  ''‐=,.=,.,""~ '';;  ,-'' ,.,.‐  ;; "'''''''\、;;;;;;;\;;;''''"~   ''';;‐、

               児島高徳




335 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:38:59 ID:86iBfr59

高徳とその一族は備前と播磨の国境にある船坂山の峠で待ち伏せ、天皇を奪い返そうとしたが、
高徳の思惑は外れ一行は播磨から美作へと入り、山陰道へと入った。

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|     『おれは帝を奪い返そうと備前播磨の国境で待ち伏せをしていたら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ             いつのまにか帝は播磨の今宿から美作へと入っていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも 何をされたのか わからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \   俺の判断ミスだとかのろまだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…





336 :名無しのやる夫さん :09/05/29 22:40:20 ID:dK3QQFGg
泳いで参ったの先祖か


337 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:40:28 ID:86iBfr59

高徳らは美作の杉坂へ向かい再度待ち伏せようと試みたが、
既に時遅く天皇は院庄へと入ったあとであった。

              // ̄ ̄|ヽ
         _  / |    ||\
        /  ヽ   |   |||  ヽ
       /   ヽヽ      //  /
      /     ヽヽ     //   ヽ
     /ヽヽヽノヘ ヽヽ | // //  /
     /ヽヽヽリ  V/\| ///ヘ// /
     |ヽヽヽノ       \/  |/ /
     |ヽヽ、|         / ノ |/!     クッ…機を逃してしまったか。
    /ヽヽ./ ,.,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,  r'´  |リ       仕方がない…せめて俺の思いを帝に伝えよう。
    |,.、ミ | =モtラー、:::r .r,.ミ_-、_レ、
    /,、∨    ̄  '´| |ゞニ゙ゝ//!
    //rヽヾ      /'7!   / し!
   〈ヾヽ`  l     \_ノ   i l,゙!_ヘ
   |リヾ〃,  l  ,.=-⌒ニ、_、_ ∧ ', ヽ
  ,.--io'イ゙´l  l   `'ー:-....-, //iヘ ヘ ヽ
 |  |リ/  ヽ      _   /r-!、l, ヽ
 l, r"/   \  ,.-:'´:::`ヽ /∧  ヽ!
  Y゙ l     \::::::::::::::::/´:/ ノヽ_,.入
    !        ̄ ̄/:::::/ ヽ/ヽ イ





338 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:41:59 ID:86iBfr59

高徳は夜になって天皇行在所の作楽神社へ潜入すると傍にあった桜の木へ
「天莫空勾践 時非無范蠡」という漢詩を彫り、書き入れた。

  |:: :|: .::| .:|:. l:|
  |::.,: :r.:| ::|:. l:|
  |: |:: |::.. ::. j:|
  |: |::. ::| .:|: ::|
  |: |::.天 時| :|
  |:i ::|莫 非l :|
  |:|: :|空 無;| |
  |:|: :|勾 范:| |
  |:|: :|践 蠡:{ |
  |;}   : :| :| :: |
  |: .:| ;n ::| :: |
, . |: ::| ::{リ ::! :!:| ,,.., .,..
; , | .::| ::r : :| :i | .:;;::;;;. ,;:. ,.
;; /.::/ :::|i :.:| :l;ハ._,,. ,,::;;.:.      ,;:.,,. ..      ,.,,.
ノ,;ノ : ::八 :ゝ::ヽ\_,,.,. :,                ,.vVw,
;:´.:: :/.::::ヾ::\::\::ー、 ,;;::..      ,,:;;;.. .,::             ,;..,,.. ..
                   |
                   |
                  ∥
                  ∥
                  ∥
                    ||
            ,;ー-、   ||
.       ,;‐'i-iーv" l  l|   ||
      |l__∀__l|ll/`ー'|   |.|
      〔l_='l l=',レー'」-'!、,  |;|
   ト、   ト!l_l_l」∧ ー/i { /_¨ヽ   陛下…これが私の思いの丈でございます。
  _l,-`ー'|、ゞ__ノ ,'`ー' k 、ヽ_{`ソ
  ∨ 二、 !r'´, '´`、`^ 、,-`<゚ ノ¨';ー- 、
. <! l C l {__  ' }、  〉  )`ー'、 ` 、ヽ、
  ヽ ̄ノ,「_:.:.`ヽ' ̄ ̄} ̄ `}´ ゝ、__'丿
   |__,f´、'  `ヽ/`  ̄´ ` ̄`l ̄´`
    / ‐-、_ノヘ, ' ‐_l_,-  |
    ( '、  `rー、;_ ` __,k、  |
     \ ー‐ノ:::ノ。゚)´ ;三アニ]
     」、 ̄ 7`¨「:.:. ̄`;/::.:|
    ,(_)ノヽ/ノノ/.:.:.:::';ン.:.:.:.:|
    /ー'、,/ ///.:.:.:.:.: l::.:.:.:.:/
   | ̄`ヽl/ /7 .:.:.:.: /.:.:.:.:/
   l   /l l /l .:.:.:.:./.:.:.:.:/
   ヽ / |,/〈|.:.:.:.:./.:.:.:/





339 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:43:29 ID:86iBfr59

翌朝、桜の木に彫られた漢詩を発見した兵士は何と書いてあるのか解せず、外が騒々しい為に何事か
仔細を聞いた後醍醐天皇のみこの漢詩の意味が理解できたという。

NNNNNNN\
\        \
<         `ヽ、
</ /" `\ 〆ヽ \
 //, '〆     \ \ ヽ
〃 {_{  …   。… │ i|
レ!小§,(●),   、(●).|、i
 レ §:: ノ ,,ノ(、_, )ヽ、,, |ノ   天…空…?
/   ` .∩√ ⊃=- '/     なんて書いてあるんだ?
(  \ / _ノ´-,ー´
.\ “∞∞/__]^;
  \_ /___ /




            -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
         /::::::::::、::::::::::::::/   て
       ∠/::::::::/'´ ̄ ̄``   ヽ
       ノ//::ノシ     ヽヽ  |
       イ /: :(●),   、(●)レレ|
.        |ハ|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,  ./ノ
         イ|  `-=ニ=- '   ノ。   さあ…?帝は分かるのか?
          ヽ `ニニ´   /
           ヽ_/ } . ノ\
           /⊂  \∩ノ ⊃
          (〆 ⊂ / _ノ |




        _____
      /   /⌒ヽ⌒ヽ\
      /   , ┤  (|)  |- ヽ
    /  /   `ー ●ー′ ヽ  ……あ、あれは!?  
   i  /    二   | 二   l、
    |  |     ─   | ─ __)
    |  |  /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / /
    !   ! i  /⌒ヽ⌒ヽ / /
     ヽ ヽ/⌒ヽ___/ /
    ┝/ \_ノ━━6━━、





340 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:44:57 ID:86iBfr59

      ,  ─── 、
   /   /⌒  ⌒ヽ\
  /    , ┤  ・|・  |-、ヽ       「天勾践を空しゅうすること莫れ、
 l  /   ー ●ー    ヽ        時に范蠡なきにしも非ず…」
. |  /  三   |  三  | _
 | |  /⌒\ __|_/^ヽ l(__)
 ヽヽ ( ______ / / /
  >━━━━,-、━━イ /
 /    /    ヽフ  ヽ  l/
( _)  |  ____ | |
  l  ヽ ヽ _____ ノ ノ l




                  __/ /
                /,;;;:./  /`\
   __          / i:/   /  .:;;: \
.  / |    、____,レ '    /' ̄≧ .:;;r;;;:\_
.   |/^'|     \______,/i ∠::::::::ィ<  .;r;;;:\  …恐れながら詩の来歴は?
   |,メ |        ノ  __、'  :: ィ<::::ィ<  _:;/}
.   |,メ |        〈,/{リ'~゙;‐゚' ヽ.、 ィ:: :: ィ<::/:'/  /
    |,メ |          | /       ヽ.、ィ ::/:'/   /
.    |,メ |         j `j'_ _.,  //\、 i:/    | ̄ ̄ゝ
    |,メ |      ノレl`i三ニニ´ムノリ/     ,   ̄\::\
.    |,メ |      ,〃jノ`ー‐=ヘレ^/     /     |:::;;:ヽ
    _レ'  ̄\__..... --‐‐'¨レリ| ̄   _/      、   |:;:;;::,ゝ
   {__,-‐‐' |         ::::::::|  / .人   ;'  、 _`、\::\
   { ___,-‐' |  : :: :: :: ::::;:;:;;;;レ'  /::::::::\  ; ; `、_ _;. ヽ::|
   [ ̄ _,--' レ‐‐―-----=、/ /;;{;::;;」;;;;〉;;\. ' , ; `  ;  |;:|
    匸_;==='=ヘ.      t-/ /:::::::ィ:: .:::テ::::::ト::::ヽ ' 、; ,_';  レ
.    /  __  /     / {;;;;;;{;;;: ;;;;」;;;;;;;;;;〉;;;;;l   ; ;' ;  |
   《__イ  レ'         |  |:::::::ィ:::....::::テ::::::::::ト:::::|  ;. ; ; |

              佐々木道誉




341 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:46:29 ID:86iBfr59

          ____
         /-、 -、   `\
      / |  ・|・  |- 、   ヽ       勾践は大陸の越の王だった人だ。
     // `ー●ー ′ \   ヽ     そして范蠡はその勾践を助け、
     l  三  |   三     ヽ   l      敵国の呉を滅ぼした忠臣の名だ。
    (___|___    |   l
     ヽ l    __ `ヽ  !   /
     _ ヽ ヽ__(___)ノ /  /
   ( __)ー━━O━━━━━く
     \ |/ ____ ヽ /⌒i )




NNNNNNN\
\        \
<         `ヽ、
</ /" `\ 〆ヽ \
 //, '〆     \ \ ヽ
〃 {_{  …   。… │ i|
レ!小§,(●),   、(●).|、i
 レ §:: ノ ,,ノ(、_, )ヽ、,, |ノ   ……???
/   ` .∩√ ⊃=- '/    
(  \ / _ノ´-,ー´
.\ “∞∞/__]^;
  \_ /___ /




      イ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/|:::,′ , ‐|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
    ./ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::/ |::| ///|:::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::|
.       |::::::/.:::::::::::::::::::::::/|::::::/, イ:|//   |:::リ.:::::::::::::::::::::::::::::::::|
.      |::::,'.::::::::::::::::i:::::://|::::///| l    _」厶}:::::::::::::::::::::::::::::::::|
        |:::::::::.!:::::::::::i::::///|::/}/jノ 、, ≦rgf''从::::::::::::|::::::::::::.', ::|   (……なるほど。
       |::{::::::i:::::::::::i:::'///|/:}}ヽ       ̄ ノ:|::::::::::::l::::::::::::::.',八    帝は倒幕をまだ諦めず…か。)
      |八::::i:::::::::::{:::{///|:ノ i        |:::::::::::j:::::::::::::::::}
        V}人::::ハ::厂 ̄   !        ノハ::::::从ハ:::::::::::j
         リ:::::∨ {              / |::::/.::::::::::::::::::ハ
        /.:::::::八      丶 ‐       |::/.:::::::::::::::::::{
          /イ::::::,゙.:::ヽ              ,   j/.:::::::::} ::::::::::{
           |:::::: .::::::::::>   `ー ニ二 ̄   / |:リ::::八::::::::::::、
           |::::::}:::::/|:|  .         /   |从((  \:::::::::、





342 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:48:01 ID:86iBfr59

        ,  -───-  、
      /    / ⌒ヽ./⌒ヽ\
     /   , -{  / ハヽ  } 、 ヽ
    /  /  ゝ _ ノ, ‐ヽ-'  \ヽ      (つまり天は勾践のように囚われの僕を殺したりしない…
    / ‐┼──-   ゝ ノ  - ‐一!|‐      そしていつしか范蠡のような忠臣が現れる、ということか。
    |   l.、, -一    |  ー─- lL_     .どこの誰かは知らないけどありがとう、元気付けられたよ。
    |  / \./     |  ー-./ !        僕はいつか必ず絶対に幕府を倒す…)
    、 ' l. /\_   | _/ /\
    ヽ  X        ̄ ̄   /
     /、二二二二二二二二 く
    /      /  ( 〒)\ ヽ
    !  /  /         }   !


この高徳の彫った詩を見た後醍醐天皇は囚われの身でありながら倒幕の決意を改めたという。



343 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:49:28 ID:86iBfr59

そして後醍醐天皇一行が都を出て約一ヶ月後、天皇は隠岐についた。
1332年(正慶元年)三月のことである。この時すでに都では光厳天皇が即位し、後醍醐天皇は先帝となっていた。

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;       ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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. . . . . . . . . . . . . . . . . .            . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
"''''~"'"~~"'"~"''''"~"''''~"''''~"'"~~"'"~"''''"~"''''~"''''~"'"~~"'"~"''''"~"''''
~;;;._,,,..._,,,..,, ;;;._,~"''''~"'"~"''' ;;;._,,,..._,,;._,,,~"''''~"'"~"''';;;._,,,..._,,,..;;;._,,,...~"''''~"
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~~"'"~"''''"~"''''~"'"~~"'"~"''''"~"''''~"'"~~"'"~"''''"~"''''~"'"~





344 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:51:00 ID:86iBfr59

一方、京の都にいたやる夫たちは…

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)       やる夫様、帝の処分も決まったし
  |     ` ⌒´ノ.     そろそろ足利荘へ引き揚げようぜ。
.  |         }.
.  ヽ        }.
   ヽ     ノ
   /    く
   |     |
    |     .|




      ____
    /_ノ   ヽ_\            もう少し待ってほしいお。
   /( ●) ( ●)\        やる夫は道誉に挨拶してから帰りたいお。
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\        道誉も帝の護送を終えてもうすぐ京に帰ってくるはずだお。
 |        ̄      |
 \               /





345 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:52:28 ID:86iBfr59

        / ̄ ̄\
      /  _ノ ,ヽ\
      |   ( ●)(●)   佐々木道誉ですか…
. \    |     (__人__)    初めて会って以来よくやる夫様の元を訪ねていましたね。
   .\  .|     ` ⌒ノ    まさかあの「婆娑羅者」とやる夫様が仲良くなられるとは…
   . \ ヽ       }    やはり同じ“高氏”同士気があったのですか?
      .\_,ゝ     ノ
      /, r、    く
     ./ 〈  \    i
    . ヽ、 .ヽ   \ i..|
       .て_)   \ノ
             \




       ____
     /⌒  ⌒\        そうかもしれないお。
   /( ―)  (―)\     「ばさらもの」ってどんな奴かと思ってたけど結構いい奴だったお。
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\    . 道誉は信頼できる奴だお。
  |             |
  \              /





346 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:54:00 ID:86iBfr59

京での滞在中、佐々木道誉はやる夫を気に入ったのかよくやる夫の滞在している上杉憲房邸を訪れた。
そこでやる夫と道誉はすっかり仲良くなっていたのだ。

                        ____
                      /;;;::::::::::::::::  ̄ ヽ
                     /::::   ,,ノ:..:ヾ、   \
                        /;;;;;ー'"´   ,,、  ー‐‐,,   \      …でよう、そこで高資の阿呆が
  _______ +      /;;;;;( (;;;;;) );;;;;;;;;;;((;;;;;) )    ヽ     俺の嫁さんと息子を人質に取っちまうわけよ…
  |i:¨ ̄ ,、    ̄¨.: i       |;;;;;;;;;;;;;;::::::::::               |    . たく、あいつクマクマうるせーんだよ…
  |i: /ヘ:\     :i|     _ |;;;;;;;;;;::::::: (___人___,)       |
  .|i:〈`_、/´_`>.、  :i| ,.r:;'三ヽ:;;;;;;;;;;;;;;;  ヽ、⌒ij~"       /`、
   |ii~~'、;'´`,'~,;~~~~:i|;イ:;:";;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;         。;: /::::: ヽ
   |i`::;:':::::;::;:'::::::::::;.:i|`。⌒/7, -──~ 、;;;;;;;;;;:::::::;;;;;"⌒;;::/::|:::::〆::\
   |i::::::;:':::::::::::::::::::::::i| ::::://,::::..    " ニニヽ;;;;;::::;;;;;;;_ ィ /:::::::|:::::〃::: : ヽ
 ─|`ー=====一 | ::::::|_|;;、:::.__y-ニニ'ー-ァ ゚‐─'───┴────── ‐




    ./ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::/ |::| ///|:::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::|
.       |::::::/.:::::::::::::::::::::::/|::::::/, イ:|//   |:::リ.:::::::::::::::::::::::::::::::::|
.      |::::,'.::::::::::::::::i:::::://|::::///| l    _」厶}:::::::::::::::::::::::::::::::::|
        |:::::::::.!:::::::::::i::::///|::/}/jノ 、, ≦rgf''从::::::::::::|::::::::::::.', ::|    分かる、分かる。
       |::{::::::i:::::::::::i:::'///|/:}}ヽ       ̄ ノ:|::::::::::::l::::::::::::::.',八   あいつクマクマうるさいんだよな、It`s Bear
      |八::::i:::::::::::{:::{///|:ノ i        |:::::::::::j:::::::::::::::::}
        V}人::::ハ::厂 ̄   !        ノハ::::::从ハ:::::::::::j
         リ:::::∨ {              / |::::/.::::::::::::::::::ハ
        /.:::::::八      丶 ‐       |::/.:::::::::::::::::::{
          /イ::::::,゙.:::ヽ              ,   j/.:::::::::} ::::::::::{
           |:::::: .::::::::::>   `ー ニ二 ̄   / |:リ::::八::::::::::::、
           |::::::}:::::/|:|  .         /   |从((  \:::::::::、
      _, イ::::从  |j.   \       /    ノ リ \  | `丶、
   -‐''"    V/    |     `ー---‐'       /    |     `丶、





347 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:55:31 ID:86iBfr59

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒)     まあ、道誉殿はやる夫様にうっかり「征夷大将軍」なんて
. |     (__人__)  .   言わせちまう御方だからな。
  |     ` ⌒´ノ.
.  |         }.
.  ヽ        }.
   ヽ     ノ
   /    く
   |     |
    |     .|




       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ―)  (―)\   そうそう、やる夫がうっかり征夷…
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\
  |             |
  \              /





348 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:56:58 ID:86iBfr59

          ____
        / .u   \       …ってなんで右馬介がやる夫が
        ((○)) ((○))      .うっかり口にしたって知ってるおか!?
/⌒)⌒)⌒. ::::  (__人__) l_j :::\     /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|     | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) U .| |  |    /   ゝ  :::::::::::/
|     ノ    | |  |    \  /  )  /
ヽ    /    └ー.┘    ヽ /    /




   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)       …何年、やる夫様のお傍にいると思ってんだ?
. |     (__人__)       .俺が一色家の庶子で家督を継げないから
  |     ` ⌒´ノ       . 本家の足利家に奉公してからだろ。
.  |         }       . やる夫様に本当は征夷大将軍になる夢なんてないことは知ってるよ。
.  ヽ        }   
   ヽ     ノ 
   /    く  \
   |     \   \  
    |    |ヽ、二⌒)、   





349 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:58:33 ID:86iBfr59

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒)       …でも足利家中は皆けっこう本気にしてるんだぜ?
. |     (__人__)       .それはやる夫様はそれだけ人望があって信じられてるってことだろ。
  |     ` ⌒´ノ       . ……俺もやる夫様がどんな決断をしても
.  |         }        .最後まで付いていくつもりだぜ。
.  ヽ        }    
   ヽ     ノ 
   /    く  \
   |     \   \
    |    |ヽ、二⌒)、   




       ___
     /   ヽ、_ \
    /(● ) (● ) \      ………右馬介。
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \    .(やる夫に天下の器だおか…父上も道誉も言ってたお。)
  |  l^l^lnー'´       |
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ
   /   /





350 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 22:59:59 ID:86iBfr59

     ____
   /      \
  /   _ノ ヽ、_.\     (でも征夷大将軍になると言っても
/    (●)  (●) \    .実はやる夫はどうすればなれるのかがよくわからないんだお…)
|       (__人__)    |
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /




                 ,.. --t'7.ノ ヽ'i i :.ヽ、ヽ、
                     |'l^'‐ミ_リ∠-ゝ'l : ::.i ヽ 丶
                     リ ,-''´   ヽ!l i | i: `!ミ`l
                 |i' |, __ ;,..ィ=ニ!i i :.i|! /.、 |  やる夫様、客人がお見えになっております。
                 !,.i |ンt.)   ´~^!| //.ノニ)'
                 リ、 'l. ノ     !//)ノ:ンi'
                 |'.ヽゝ.`,..'... - |/'ノ ,|ヽ !
                   'l'ゝ.     ' ,./ `|
                     .ヽ___,....<__,.....-'_l:、
                   _,..-/ )ニ/ / .l i Yニ|. ヽ-、_
               __,.- '´./ .ノ!/ .| ___.i. ヽ,|, 丶 `‐.、.._
            _,..ィ‐'´   /  .i' y,‐、〈´| | ,-t||!  ヽ    `'‐.、.._
          /' /     <._  ,.j|||〉 `´ ' `T '||l!、 _,.>      :  ヽ
           /  |     _>´ ||||7'i .l'i'、 f L.r,、| ヽ、       |!  i

                     上杉憲房




351 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:01:29 ID:86iBfr59

      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\    客人…もしかして道誉が帰ってきたのかお?
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\
 |        ̄      |
 \               /




                       _,、-;,;-,,、_
                      _ _i'ニ゙;- -=ミii|||i':;、
                   i┌゙ミ!i||||iin,ヽヾ: i|||iiゞ
                      ゙i.||||i'゛   ゙; : ;;||゙'';|i     いえ…かつての源氏長者で先帝の側近中の側近、
                    |i.!!ゝ,, 、:'eァi!゙i|||!゙,!|i,     .北畠親房殿です。
                       |! ヾ;~|_ ,  | .!!' T~ヽ
                       ヽ--- ゙, 'ー-'`i;、
                   _._/!`;--イ '、 ヾ,'、',:゙':、_
                 ,.、::;;''゙::::::::::::::/::::::!゙、    ヽヾ;::ヽ`''-、_
                 /:::::::::::゙ ,:::::::::::L_::::::| ', ,、-、_,'゙し、):::;ゝ::::::i:゙:'-、
                   /::::::::::::::::::゙、:::::::::::::フ´:!`y' ',.ゝ 、ヽヾ~ヽ;::::::::!:::::::i
               /:::::::::::::::::::::::i::::::::<´::::::::||`iヽ'~',、' )゙_.)::::::゙i::::::i:::::::|





352 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:03:00 ID:86iBfr59

     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \
   |    ( ●)(●    北畠親房殿と言えば、後醍醐天皇の信望の厚かった側近の一人。
   |      (__人__)     しかし今は出家し、一線を退いていて今回の挙兵にも無関係のはず…
.   |        ノ  
    |      ∩ ノ ⊃
  /     ./ _ノ
  (.  \ / ./_ノ │
  \  “ /___|  |
.    \/ ___ /




     ____
   /      \
  /   _ノ ヽ、_.\   そんな人物がやる夫になんの用だお?
/    (●)  (●) \
|       (__人__)    |
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /





353 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:04:30 ID:86iBfr59

                 ,.. --t'7.ノ ヽ'i i :.ヽ、ヽ、
                     |'l^'‐ミ_リ∠-ゝ'l : ::.i ヽ 丶
                     リ ,-''´   ヽ!l i | i: `!ミ`l
                 |i' |, __ ;,..ィ=ニ!i i :.i|! /.、 |
                 !,.i |ンt.)   ´~^!| //.ノニ)'
                 リ、 'l. ノ     !//)ノ:ンi'   何やら、やる夫様にお頼みしたいことがあると…
                 |'.ヽゝ.`,..'... - |/'ノ ,|ヽ !
                   'l'ゝ.     ' ,./ `|
                     .ヽ___,....<__,.....-'_l:、
                   _,..-/ )ニ/ / .l i Yニ|. ヽ-、_
               __,.- '´./ .ノ!/ .| ___.i. ヽ,|, 丶 `‐.、.._
            _,..ィ‐'´   /  .i' y,‐、〈´| | ,-t||!  ヽ    `'‐.、.._
          /' /     <._  ,.j|||〉 `´ ' `T '||l!、 _,.>      :  ヽ




       ___
     /   ヽ、_ \
    /(● ) (● ) \    (やる夫に頼み…?)
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \   分かったお、会ってみるお。
  |  l^l^lnー'´       |
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ
   /   /





354 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:05:59 ID:86iBfr59

        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      /::::::::/レ'`ー ‐ - - - - 、 _ _ _ _ _ _ ヽ
     /::::::::::::::l/l/  ̄ ` ¨ 丶 、__ _ _ _ _ _ _ _ _.',
      //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
.     //:::::::::::::::::/:イ::::::::::∧:ト、:ト:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
   / l ::::::::::::l:::Tトl::::::::l::l__l:l__l:l_\:::::::::::::::::::::::::::::::::::N
   ,′l ::::::::::::l vァ‐、:::::::l:l  l__l:l_  l:l::::::::::::::l:::::::::::::::l:l
   l  l ::::::::::::l. ト:゚:::l\:l:l  t_)::心 l::::::::::::::l-、:::::::://   お初にお目にかかります、足利高氏殿。
.     l :: :::::::::l.弋::タ  ヽ!   l::::::::c}j::::::::::::::l  }::::/
.    l:::| ::::::::l   ,      ` 一 /::::::::::::::l ノ/
.    l:::l ::::::::::、   _         /::/:::::::::::l::从
     l:l N ::::::::l\  `     ノ::/:::: /l:://     ___
     l:l  l ::::::|l::| 丶 _____..  イ::::::/-l/\   /:::;へ_____
         l ::::::|l::|        >、_./::::/ /∠,\ fr==</:::,.-======、
       l :::::|v      ffT /::::///-―--ヽ\_____〃:::::r―| ̄l:||::\
         ', :::|     /:l |l/::/ / : : : : : : : : :V::::::::::|「 ̄:|::::::|:::::|:||:::::::\
         \!   //.:.「|.レ' / : : : : : : : : : : : :l:::::::::::|l:::::: |::::::|:::::|:||:::::::::::::\




      / ̄ ̄ ̄\
    / ─    ─ \         (…えっ、子供だお……!?)
   /  (●)  (●)  \      き、君が北畠親房殿だお…か?
   |    (__人__)  u  |
   \    ` ⌒´.    /
   /              \





355 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:07:30 ID:86iBfr59

        _        rーr―r、rヽ、
       /. . \  r―/二二、´. . .ヽヽ\
     /. . . . . . \/ー. . . . . . . . .ヽ. . .ヽ. ..ヽ
     /. . . . . . . . . .ヾ. . . . . . . . . . . . .ヽ. .\. l
    /. . ./. . . /. . . /`. . . .ハ. . . . .ヽ. . . . ヽ. ヾ|
   /. . /. . . /. ./../. . ./. ./ |.|ヽ. l. . ヽ. . . ヽ. .ヽ
   /. . / . . /. . /. |. . . l. ./ |,l ヽ. |. . .ヽ. . . ヽ. . ヽ
  /. . /. . ../. . .| . |. . . |. | _|.|_,,ヽl_l. . .ヽ. . . .l. . . ヽ
  | . /|. . . |. . . | . |. . . |. l'´r|.|―-、ヽ . ヽ_. . .l. . . . ヽ
  |. .| |. . . |. . ..」」_ヽ. . |. l   l、ノ;ヽヽl. . ヽヽ./. . . . ..ヽ  いえいえ高氏殿、私が北畠親房です。
  |. .| |. . . |. . . |/ljヽヽ |ヾ   ヾ :;;メ  |. . .|ノイ. . . . . . ヽ
  |. .| |. . . |. . . |l ヾ:;;l ヾ     /// |. . .|. . . . . ヽ. . .ヽ
  |. .| |. . . |. . . ハ  ` '          |. .|.|. |. . . . .ヽ. . .ヽ
  |. .| ヽ. . ヽ. . |ハ〃  ー  ´    /∥..|.|. |. . . . . ヽ. . ヽ
  ヾ.| ヽ. . ヽ. .|. .ヽ       /  |. /リ. |ヽ. . . . .ヽ. ..ヽ
      ヽ. . ヽ..| \. .. > - '    |./ヽri.| ヽ. . . . . ヽ ヽ
       ヽ. .ヽ  ゝ. .< |      /  |;;;|\ヽ. . . . . ヽヽ
        ヽ..ヽイ/l>、.ヽ|  ___/   |;;;|/   ヽ、. . .ヽヽ
      /  ヾ/;;/|  ヾヽ /     /;;;;|      ヽ. ヽ
   _/    /;;/ .|    >      /;;;;;;;|        ヽヽ
  /  ....:::::::::/;;/  l  /      /;;;;;;;;;;|         ヽ
 /::::....   /;;;;;;;;;\ | /      /;;;;;;;;;;;;;|         ヽ
/  ...:::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\__ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|          ヽ

             北畠親房



      / ̄ ̄ ̄\
    / ─    ─ \    えっ…?じゃあ、そちらの少年は?
   /  (●)  (●)  \   
   |    (__人__)  u  |
   \    ` ⌒´.    /
   /              \





356 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:08:58 ID:86iBfr59

/                  |    \  \
:::::::        /  /     ||   ヽ   ヽ
:::::::::::  |  /| /!      | ! |      |     !
::::::::  | | / ||| /    | ハ |ハ    |   |、 !
::::::::|| ハ ,斗十ト| ∥   斗|〒'ト|、|   |  | | |
::|::: ||ィヘ | V V | | / レ゙ |/∨|! |  | | |      ああ、そちらは私の長男の顕家です。
::|::: |V ∨ _  レ| /   __   | | /  | | | |      まだ十五歳なんですけど、北畠家の当主で
┤::: | |   _z==ュ   レ  z==ュ、ノ/ /   | | |/     それにちっこいですけど強いんですよ♪
| :: \! "                 |/ /   ハ / ヽ
|::   |         〉       レ ::   / | | |
`! |:::: |        r----┐    |::   | | | |
||::: | |、     {    l    , 少::::: | レ| |
. レ! : | レ?、   、__ノ  , ィ´ | |::   l   | |{⌒i
||:::::N/ _|:::>:、..__ ー _, '´  ! ||::   |  / __⊥、}⌒i
|| :: |/、|::::::::::::::::::: ̄├、   | V|:::::::/ // `ブ/  /ヽ
|\::!  \:::::::::::::::   |l \ l   |:: / | /  /´じ/、 / /




                         /..:.:          :.:.::..`丶、
                   /   ....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....      \
                     , ′..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
                  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.ヽ:.:.:.:ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
                   /.:.::::'7ァ:.::|::.:|:::.:.:.::|:| ヽ:.:::}:|:.:ヽ:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.
                    /イ '7//7::从ノリ{:::.:.|:l  _」,厶L-‐::.!::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ',
               , ' ////:.::| ,≧ュ{::.: ! ´ '{_,ノ;;ハヽリ:::::.:.:.:.|::.::.:.:.:ト、::.
               / , , ' //,ノ::{f'し:;;} \{    Vケ::タ ’|:::::.:.:.:.|::.:.:.:.:.| ヽ  私が北畠家当主の顕家です!
               /  ,′  ,. ':.:.:ゝ 込ソ  ヽ   `¨´″ |::::.:.:.:.:|、::.:.:.リ
         /{{  ノ   /:.l.:.:.::ト、    :.            |::::.:.:l:.:| }::.:/
        /  ,ハ'.    イ:/ | :.:::!      `          |::::.:.:|:.:!':.:/
.      /  /  ヾ、r '′|:!  :.:.::ヽ、    ‐       |::::.:.:j/:.:/
    /           {   ||  |:.:.:.::|::|l:..、         ,.イ::::.:.://
.  /           /    |!  |:.:.:.::|::|l   丶、 __ .   ´ j!::: :/
. /           /         '.:.:.:::|;ハ       |     j::.:/
         , ´            \::|…‐- .,__rく_,..-‐ //ヽ
          / ̄ ¨ ¬ヘ-─/  ヽ/..::://〈::.::.:〉  ,/  /`7 ー- 、
.         /     ノ  \    /..:::::://::.::.厂::.\   /   /   / ̄`アヽ、
                   \ 〃 ̄〃{::.::.::.j{:.::.::.::.:.\   / /..::::::/  ハ

                         北畠顕家

北畠親房は後醍醐天皇の皇子・世良親王の養育を託されるなど後醍醐の信望が厚い賢臣であり、
吉田定房・万里小路宣房と共に「後の三房」と呼ばれた。また北畠家では初めて源氏長者に任じられたこともある。
しかし世羅親王が急死すると責任を感じた親房は出家し、家督を長男の顕家に譲り政界から既に退いていた。



357 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:10:30 ID:86iBfr59

         ____
       /      \
      / ─    ─ \   で、その親房殿がやる夫に頼みってなんだお?
    /   (●)  (●)  \
    |      (__人__)     |
     \    ` ⌒´    ,/
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |




     / /    /  /  / .::|    .:::ハ.  l:.   ヽ     ..:;ハ ヽ.
.     / /   / .′ / .::// .::/|    :::::|  l: |i::..   |.   !   ノ:イ:|   l
    / ,′ .:/  l   l .:://| :/ !|  ::|:| ,ィキ弐ド、、. |:.  |   |:::::::::|  |
   i /l   .:/  l l.斗-┼十l=イl:.  ::|:|   ゝ..トV:.`ト、. |  |:::::::ィ!  |  実は同じ源氏一門としてやる夫様にお願いがあるのです。
   |./ |  :j′ | | .:|.:ハ 千 ̄`|ハ. ::|:|   ヽ ヽ:.|?.|:   !彡:,′| |  我が北畠家の一族で帝の笠置挙兵にも従った
   |′| .:l|    | l! :N_.斗七ニ.示 ?::N 不テ二ミトト?:  l|::::/   | |   北畠具行の助命をお願いしに参りました。
   |  | .:::l| .:  | ハハ`{´トィ:::::j.:|  ?:|  トイ:::::::i :} j小|:: l|、/  | |
      ! :|| :: ハ|:::小  乂_ツ   ヽ:|   乂_.ジ   |::::: l| }!    | |
      l.::::|| :  :::::::::|:|! ` ̄    ノ       ̄´  l!:::: ||/|.   ..!.|
     |::::|l| ::|  :::::::::l小       `          /::}:: l....|.   ..|.|
    |:||.|.::|: :::::::::|::lハ        ー ー-- '       /|:::l:  |....|.   ..|.|
      l::|| ?!:...::::::::|::|......\               .ィ::|.|:::l:  |.....|..   ..!..|
     ヽ| .ハlV..::::::::|!:|........./ > .        イ‐ミ|.|:::|: リ......!..  ...|..|
      | |.バ∨::::::||:|........:!......./ハ` ー‐ ´   ∨  |/|. /........|...   ...l..|
       ||.  .∨:::|ト|_....斗 ´  | }       /   / //`iー、|__..  .|.|





359 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:11:58 ID:86iBfr59

親房が出家したあと、まだ幼少の当主・顕家の後見人となっていたのが一族の北畠具行であった。
だが後醍醐天皇が挙兵すると具行は天皇に従い共に笠置に籠城。
笠置落城後は幕府に捕らえられていた。

   マ`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム,
  ヤ::::::::::::::::,ィ::ハ::/!,へ::ト、i、::,、::::::::::::∠,
 <::::::::/レ' ' '´   ,  ` ヽ!ヽ::::::::::>
  <:::::::,' ,z===、  / z===-、 |::::::::::>
  ム:::::l ' , -- ミ  ヽ   , ―‐、   l::::::::,ゝ
  >::::|  {  0     !    0  }  .!::::::,ゝ
  Yヽl   , -‐=   |    =‐- 、  lr‐ミ
  l クl|   ''''''''  |    ''''''''  ll斤}
  ヽヾ!       _ _         ,'ノ/
   \!   、______,,   ,'/
     ',.   l'´: : : : : : : : `l   ,'
     ト、   ',: : : : : : : : :/   /
     l \ `ー―― ´ / l、
     /!  l \    ̄  / i  !:ヽ.
   /:.:.:l}  ',.   ̄ ̄ ̄  /  ll:.:.:.ヽ

         北畠具行




360 :名無しのやる夫さん :09/05/29 23:12:05 ID:f1HfHtTF
確かにこいつは強いwww


361 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:13:27 ID:86iBfr59

       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( ●)( ●)\   北畠具行の助命だおか?
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
  |     (  (      |
  \     `ー'      /




     / /    /  /  / .::|    .:::ハ.  l:.   ヽ     ..:;ハ ヽ.
.     / /   / .′ / .::// .::/|    :::::|  l: |i::..   |.   !   ノ:イ:|   l
    / ,′ .:/  l   l .:://| :/ !|  ::|:| ,ィキ弐ド、、. |:.  |   |:::::::::|  |
   i /l   .:/  l l.斗-┼十l=イl:.  ::|:|   ゝ..トV:.`ト、. |  |:::::::ィ!  |
   |./ |  :j′ | | .:|.:ハ 千 ̄`|ハ. ::|:|   ヽ ヽ:.|?.|:   !彡:,′| |
   |′| .:l|    | l! :N_.斗七ニ.示 ?::N 不テ二ミトト?:  l|::::/   | |    ええ、具行は私が出家した後も北畠家と
   |  | .:::l| .:  | ハハ`{´トィ:::::j.:|  ?:|  トイ:::::::i :} j小|:: l|、/  | |    顕家を支えてくれた功労者。
      ! :|| :: ハ|:::小  乂_ツ   ヽ:|   乂_.ジ   |::::: l| }!    | |     なんとしても生かしてやりたいのです…
      l.::::|| :  :::::::::|:|! ` ̄    ノ       ̄´  l!:::: ||/|.   ..!.|   .同じ源氏の名門である足利家の
     |::::|l| ::|  :::::::::l小       `          /::}:: l....|.   ..|.|   .あなたならと嘆願しに参りました…
    |:||.|.::|: :::::::::|::lハ        ー ー-- '       /|:::l:  |....|.   ..|.|   . なにとぞ、お願いいたします。
      l::|| ?!:...::::::::|::|......\               .ィ::|.|:::l:  |.....|..   ..!..|
     ヽ| .ハlV..::::::::|!:|........./ > .        イ‐ミ|.|:::|: リ......!..  ...|..|
      | |.バ∨::::::||:|........:!......./ハ` ー‐ ´   ∨  |/|. /........|...   ...l..|
       ||.  .∨:::|ト|_....斗 ´  | }       /   / //`iー、|__..  .|.|





362 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:14:58 ID:86iBfr59

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/  ん~~~~………
|       (__人__) l;;,´
./      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___ /





363 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:16:28 ID:86iBfr59

          / ::.::.::.::.::.::.::.::.:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.\
         /,...   .................................................... ヽ
       /.::/:.::.::.:.::.::.::.:::.::./::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:ハ、
        /:.:/:.::.::.::.::.|::.::.|::./!|::.::.::.::.::.:|::ト::.::.::.::.::.::.::.:i:ト\
      i:.:/|i:.::/.:.::|ハ:._:ム{-|l!:.::.::.::.:|:A:|_|::.!::.::.::.::.::.:|:ヽ
       |/ !!::l::.::.:イ V_士ミ:|l::.: ::.:/ムニ|::ト::}::.::/::.ハ:l
        l′ |l::|:ト::.: |,イ.ノ;;;;j.}ハ::.::/ノイノ;;;jイ}:/::./::.::.|  |
        |ハ|:ハ:.:{ 廴zヅ   V   廴zツノ}.:/::.::.: |    お願いします…高氏殿。
        |.::|:.::::ヽ{`¨,,,,   ,   ,,,,¨´/:/:::.::.::.:′
           ?:.::::::::ト     ___    ノフ'::::.::.::/
          ?:.:::ト:l>、..   ー'   ... イ}::/:.://
          ト:.::|| ノ´{` ― チヽ /イ::./′
        ,∠.>?弋| __,>ォj<.、、 |77::/<ニヽ
         /../...`7|ヾ. ト{{´//ハ、ヽ }}/| /:/ |´...ヽ...ヽ
      /..ナー/、.!   |.廴..イ{_l_lト=''__j/´ ハ.-‐十..∧
      ノ../...../......|.___{..士.}.}士!「.l..__j__/...|......_ヽ._∧
     /‐十...十..-ハ      |.|  l.「    /‐...「...........}..`.}
     ヽ:::ヽ:::::ヽ:::::::}     |」  j」    {.l.....ノ::::::::::ノ::.ノ




     ____
   /      \
  /   _ノ ヽ、_.\   ……………
/    (●)  (●) \
|       (__人__)    |
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /





364 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:17:59 ID:86iBfr59

       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( ●)( ●)\    …分かったお。
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  .やる夫なんかが役に立つかが分からないけどお願いしてみるお。
  |     (  (      |  . でもあんまり期待しないでほしいお。
  \     `ー'      /




  /.:   /        /  i     |         ヽ
 / .:ィ   ./     i    ,イ / |   }! ヽ.  |        i
// /   ハ .:|   |   /|/ ,レi/ ハ|: ハ |、 ヽ    l
′ ′: ..:.| 、ヽ!   l:  /  lムイ |  ′}:ト 廴|_ヽ |     |
.  /.:./:.:.l. :ヽ|.:   ハ丁 ̄ |   | /  |   ヽ| ハ|    |
 //|:.:.:.:∧:.:.:|:  | 斗==== l./ / == =l= | |   |. |   感謝します、高氏殿!
ノ'   |:.:.:.:.:.:.〉´|:..  | // / /ノ' / / ///  {.:.   |! |
.    |:.:.l:.:.:.{  |:::  l/  /  、_, 、_ノ  //,ハ:. .: ハ |
.   |:.:ハ:.:.:ヽ. |:::. |       |   |      八.:. |  :|
    V |:.:.:.:.`|:.:.:. |        |   |     /:.:.:.:.:.|
     |.l:.:.:ハ:.:{:.:ト .     l   l   . イ |:.:.l.:.:.:l
        !:.ハ:.:.∧|: |  `  ┬--l  .リ‐ ´    |:/|:.:.:.|
        }′l:.:{ |:..L _r‐、_ノ  廴 イ_r‐、-- 、l' !:.:./
      ノ′}:./ヽ:{  ヽ \ __    __ノ /    ヽ.|:./
          /- 、    \ `ー---‐彡'     .ハ′
       |   \    ` ¨¨¨¨´      i / |





365 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:19:29 ID:86iBfr59

               ___
         . . :´.: : : : : : : : .:` . 、
       /: : : : : : : : : : : .:    .: .\
      ..: : : : : : : : : .: .   . .: : : : : :\
     /: : . . ..       .. . .: ::、 :. 、.: :. : :ヽ
      .: :   . . .. .: : :: : : : :::!\: .\: ::. : : :.、
    :. : : . : : : : : .:ヽ: : |、:: : : |X´>、ト、::..:.:.:トゝ
     !: : ::. : : : : .:.:.::.:ト、!_ヽ:: .:i,rく心.ヽ{\.:.:|
    :..:. :.:.. : :{: : :.::从ヘiニ、\| 弋リ  い ヽ!
      '.::. :::.、 ',::...:/ xくュ沁     、   }: !      それと、高氏殿。
     .:!、::∧: \{ヘ{ く込ノ    ′  /: :!       私からもう一つ北畠家当主としてお願いがあるのですが…
     ',い:{ ハ::...:.:.∧       rj  .イ.:|:.:|
         ヾーヘ::.: : ∧._       ∠ 」∧:|
        \ ヽ:::、.:ヘ.、  ̄丁´ヽ\′',ト、
              >、ト、:',.``丶|rく⌒\ヽ  !
           ∧   ヽ:, /ヽく : : : ∨{' !
            /  、   ` {.: : : .:|\__/}ノ}|
          /    ヽ.   ';_:_:__;!ヽ }  ハi
        i `ヽ、  、\_}  \} /  / !
         |     \ }<     \ /  i




      _____     ━┓
    / ―   \    ┏┛
  /ノ  ( ●)   \  ・
. | ( ●)   ⌒)   |   ………なんだお?
. |   (__ノ ̄    /
. |         /
  \_      _ノ\
    /´         |
.     |  /       |





366 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:20:59 ID:86iBfr59

                         /..:.:          :.:.::..`丶、
                   /   ....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....      \
                     , ′..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
                  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.ヽ:.:.:.:ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
                   /.:.::::'7ァ:.::|::.:|:::.:.:.::|:| ヽ:.:::}:|:.:ヽ:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.
                    /イ '7//7::从ノリ{:::.:.|:l  _」,厶L-‐::.!::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ',  .…征夷大将軍になられて帝の、
               , ' ////:.::| ,≧ュ{::.: ! ´ '{_,ノ;;ハヽリ:::::.:.:.:.|::.::.:.:.:ト、::.  後醍醐帝の力になられてほしいのです。
               / , , ' //,ノ::{f'し:;;} \{    Vケ::タ ’|:::::.:.:.:.|::.:.:.:.:.| ヽ
               /  ,′  ,. ':.:.:ゝ 込ソ  ヽ   `¨´″ |::::.:.:.:.:|、::.:.:.リ
         /{{  ノ   /:.l.:.:.::ト、    :.            |::::.:.:l:.:| }::.:/
        /  ,ハ'.    イ:/ | :.:::!      `          |::::.:.:|:.:!':.:/
.      /  /  ヾ、r '′|:!  :.:.::ヽ、    ‐       |::::.:.:j/:.:/
    /           {   ||  |:.:.:.::|::|l:..、         ,.イ::::.:.://
.  /           /    |!  |:.:.:.::|::|l   丶、 __ .   ´ j!::: :/
. /           /         '.:.:.:::|;ハ       |     j::.:/
         , ´            \::|…‐- .,__rく_,..-‐ //ヽ
          / ̄ ¨ ¬ヘ-─/  ヽ/..::://〈::.::.:〉  ,/  /`7 ー- 、
.         /     ノ  \    /..:::::://::.::.厂::.\   /   /   / ̄`アヽ、
                   \ 〃 ̄〃{::.::.::.j{:.::.::.::.:.\   / /..::::::/  ハ




           ___
       /      \
      /ノ  \   u. \  ……!?
    / (●)  (●)    \
     |   (__人__)    u.   | 
     \ u.` ⌒´       /
    ノ            \





367 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:22:28 ID:86iBfr59

.  /:::::::::::::::::::::/::::/:::/|:::::::::::::::i::ハ:::|\ヘ::::::::::::::::::::..ヘ
  //!::::::::::::::::::ハ:::/|:/ |::::::::::::::|::|⊥!_!:ト、:::::::::::::::::::ヘ
. // |::::::::|:i:::::├i::|¨| ̄ |ハ:::::::::ハ| リ_サ ∨::::::::::::::::::トヽ
/'  |:::::::::|ハ:::::|ィ斤气k |' ∨::::! |彳テヘミ、|ィ:::::::::::::::::ハ ヘ    今の幕府、北条の政権には正義がありません。
   |:::::::::|:::ト:::ハイ:::::ネリ   ∨:|  lY::::::ソ.ハ|:::::::i::::::::::|ハ      私は後醍醐帝にこそ、正義があると思っております。
   |:::|:::::::::::ヘ|`ゝュzソ   V   込zュノ |::::::イ:/::::::|、ヘ     .それに北条は平氏…今こそ源氏一門が正義のために
   |:::|:::::ト:::::|       ,        /イ´::|/|::::i::| V|     後醍醐帝を奉じて決起するときだと私は考えています。
   |:::ハ:::|丶ヘ                |:::::/:::|::::|::| |'
   |::! !::::::∨! 、     ─        イ:::::::::::|:::,'|'
   |::! ∨::::::|:::i ヽ          / |:::::::::/|/
   ヽ!  ∨::::|、:|   ` t、 _ ,. - i´|   |::::::/ |
      ∨::|ヘ|   入        |^ヽ /:://
.         ∨|    / r'      / }':://





368 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:24:57 ID:86iBfr59

        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      /::::::::/レ'`ー ‐ - - - - 、 _ _ _ _ _ _ ヽ
     /::::::::::::::l/l/  ̄ ` ¨ 丶 、__ _ _ _ _ _ _ _ _.',
      //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',       征夷大将軍は帝による宣旨により与えられるもの…
.     //:::::::::::::::::/:イ::::::::::∧:ト、:ト:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ      私は源氏最大の勢力を持つあなたにこそ
   / l ::::::::::::l:::Tトl::::::::l::l__l:l__l:l_\:::::::::::::::::::::::::::::::::::N       征夷大将軍が相応しいと思っております。
   ,′l ::::::::::::l vァ‐、:::::::l:l  l__l:l_  l:l::::::::::::::l:::::::::::::::l:l       . あなたが征夷大将軍となって後醍醐帝を助けるのです。
   l  l ::::::::::::l. ト:゚:::l\:l:l  t_)::心 l::::::::::::::l-、:::::::://      後醍醐帝にこそ正義がある…私はそう考えております。
.     l :: :::::::::l.弋::タ  ヽ!   l::::::::c}j::::::::::::::l  }::::/
.    l:::| ::::::::l   ,      ` 一 /::::::::::::::l ノ/
.    l:::l ::::::::::、   _         /::/:::::::::::l::从
     l:l N ::::::::l\  `     ノ::/:::: /l:://     ___
     l:l  l ::::::|l::| 丶 _____..  イ::::::/-l/\   /:::;へ_____
         l ::::::|l::|        >、_./::::/ /∠,\ fr==</:::,.-======、
       l :::::|v      ffT /::::///-―--ヽ\_____〃:::::r―| ̄l:||::\
         ', :::|     /:l |l/::/ / : : : : : : : : :V::::::::::|「 ̄:|::::::|:::::|:||:::::::\
         \!   //.:.「|.レ' / : : : : : : : : : : : :l:::::::::::|l:::::: |::::::|:::::|:||:::::::::::::\




      / ̄ ̄ ̄\
    / ─    ─ \    …………
   /  (●)  (●)  \   
   |    (__人__)  u  |
   \    ` ⌒´.    /
   /              \





369 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:26:29 ID:86iBfr59

     > ̄`> -― ‐- 、/⌒\
   /_,  /      、    ヽ
  /´/´ィ/.::: / / .l .. ト.!、 ヽ 、 l
   |/7i ::::/::|::斗;/| |::..レ|‐トr<  l |
     ハ:| :::|:::イ/ |′|ハ/  ハゝ\N_         まあ、私らはそんな風に考えているということで
   |::ヽ:_!::: | ,z=='  ,r=ミ {ド、 \}ヽ      . 今日は失礼しますね、高氏殿。
     V_|(_l:::::| xxx r-ーr xx.八.}ト、 /  ヽ     具行助命の件、お願いしました。
       |::l::l::::ト、   ヽ._ノ  イ}: ムノ   |
      Nヽト::V{、 ーri<´ |:/ `iヽ .ノ
       ,ィヘ:ト、\. } |  jイ    /
      rく.   ヽ \ ノ |  `| /
      /  \    /  |    V




        /: : : :l: : : : : | : : : : : : |: : : : : : l: : : : : : : : :ハ
         /: : : : |: : :l: :/|: l: : : :|: :l\: : : : l: : : : :l: : : : :ハ
        ,: : : : : :!: : l:/ーl: l: : : :|: :|ーヽ: : :l : : : : l: : : : :|
        /: l: : l : |: : N≠Vハ : : |レt=ミl: :/: : :ハ: :l: : : l: :l   ……またお会いしましょう、高氏殿。
        |:/|: : l : |: : lリr〉::l  Vリ rノ::::::ル' |: :/: :Vハ: : l: :|
        |' l: :ハ: :ヽ: トVり   V 弋Zり /:イ: : : |ソ: :/レノ!
        |  l: l |: :l: : l "" 〈     "" イ : : : /: :〃 |'
          V l: l: : :l   _ _       l: : : :/: :イ
             ヽ!: : :ゝ.           / : : /: ノリ
             |: : : : :ハ>  _  イレ: : /´  {
             |: : : :/   _イ介レ'´/: :〃  /\
            |: : :/  イ_ノ \l  //  ィ彡-― \
           |: ://  /|    } /' /           ヽ





370 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:27:57 ID:86iBfr59

こうして北畠親子はやる夫に北畠具行の助命を嘆願し、上杉邸を去った。

      / ̄ ̄ ̄\
    / ─    ─ \       北畠顕家、あの若さであんな考えを持ってるなんて…
   /  (●)  (●)  \    恐ろしい少年だお…
   |    (__人__)    |
   \    ` ⌒´.    /
   /              \





371 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:29:29 ID:86iBfr59

そして、ついにやる夫が京の都を去る時が来た。季節は既に春になっていた。

       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( ●)( ●)\       . それじゃあ北畠具行助命の件は任せたお、
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \      だてまさ…じゃなかった、道誉。
  |     (  (      |
  \     `ー'      /




                  __/ /
                /,;;;:./  /`\
   __          / i:/   /  .:;;: \
.  / |    、____,レ '    /' ̄≧ .:;;r;;;:\_
.   |/^'|     \______,/i ∠::::::::ィ<  .;r;;;:\       ああ、分かった。
   |,メ |        ノ  __、'  :: ィ<::::ィ<  _:;/}      . 六波羅に頼んでみよう。
.   |,メ |        〈,/{リ'~゙;‐゚' ヽ.、 ィ:: :: ィ<::/:'/  /
    |,メ |          | /       ヽ.、ィ ::/:'/   /
.    |,メ |         j `j'_ _.,  //\、 i:/    | ̄ ̄ゝ
    |,メ |      ノレl`i三ニニ´ムノリ/     ,   ̄\::\
.    |,メ |      ,〃jノ`ー‐=ヘレ^/     /     |:::;;:ヽ
    _レ'  ̄\__..... --‐‐'¨レリ| ̄   _/      、   |:;:;;::,ゝ
   {__,-‐‐' |         ::::::::|  / .人   ;'  、 _`、\::\
   { ___,-‐' |  : :: :: :: ::::;:;:;;;;レ'  /::::::::\  ; ; `、_ _;. ヽ::|
   [ ̄ _,--' レ‐‐―-----=、/ /;;{;::;;」;;;;〉;;\. ' , ; `  ;  |;:|
    匸_;==='=ヘ.      t-/ /:::::::ィ:: .:::テ::::::ト::::ヽ ' 、; ,_';  レ
.    /  __  /     / {;;;;;;{;;;: ;;;;」;;;;;;;;;;〉;;;;;l   ; ;' ;  |
   《__イ  レ'         |  |:::::::ィ:::....::::テ::::::::::ト:::::|  ;. ; ; |





372 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:31:00 ID:86iBfr59

                  __/ /
                /,;;;:./  /`\
   __          / i:/   /  .:;;: \
.  / |    、____,レ '    /' ̄≧ .:;;r;;;:\_
.   |/^'|     \______,/i ∠::::::::ィ<  .;r;;;:\
   |,メ |        ノ  __、'  :: ィ<::::ィ<  _:;/}   …………高氏、
.   |,メ |        〈,/{リ'~゙;‐゚' ヽ.、 ィ:: :: ィ<::/:'/  /
    |,メ |          | /       ヽ.、ィ ::/:'/   /
.    |,メ |         j `j'_ _.,  //\、 i:/    | ̄ ̄ゝ
    |,メ |      ノレl`i三ニニ´ムノリ/     ,   ̄\::\
.    |,メ |      ,〃jノ`ー‐=ヘレ^/     /     |:::;;:ヽ
    _レ'  ̄\__..... --‐‐'¨レリ| ̄   _/      、   |:;:;;::,ゝ
   {__,-‐‐' |         ::::::::|  / .人   ;'  、 _`、\::\
   { ___,-‐' |  : :: :: :: ::::;:;:;;;;レ'  /::::::::\  ; ; `、_ _;. ヽ::|
   [ ̄ _,--' レ‐‐―-----=、/ /;;{;::;;」;;;;〉;;\. ' , ; `  ;  |;:|
    匸_;==='=ヘ.      t-/ /:::::::ィ:: .:::テ::::::ト::::ヽ ' 、; ,_';  レ
.    /  __  /     / {;;;;;;{;;;: ;;;;」;;;;;;;;;;〉;;;;;l   ; ;' ;  |
   《__イ  レ'         |  |:::::::ィ:::....::::テ::::::::::ト:::::|  ;. ; ; |




      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\   ………ん、なんだお?
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\
 |        ̄      |
 \               /





373 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:32:29 ID:86iBfr59

            >\                             /<   
           /.\  > ,                          ,  '゙/\
         イi    \   >、,_                 _,.. < /   ||\
        /┠||     \_/、_ `゙'' - 、 _ ___  , .-‐''"\_/    |┥ \    俺はお前が言っていた征夷大将軍…
     _/ .| λ、     /: : :/ > 、                ,...-彡\.     ノ 〉   \_ 本気にしてるぜ。
    ∨∧ |  \\  /: : : :/::::/.//:!:.:.:> ,     , ィ≦ノ,.ノ゙ {  '.,   //   !  ∨ そしてお前が戦うと決めた時は俺も即駆けつけよう
      〉.  ',    `ミ、二ュ: :./ Χ/::::::|: / |:.}|: :/`゙小ィ'"        .∨ィ /     | :《  これは約束じゃない、盟約だ。
     ノ|   マ    冫: : : :∧ //ヾ」/;;;;|/:}/ / |/ヽ         /∨        .'  .!\……また会おう、高氏。
  //|    '.,  ./: : : : :/.',_{///.  ′ ! !″  :          ./}::::Χ.    /   .|\.\
_//.: :.|   ヽ ',/: : : : : :/: /: ∧             :           ∧::::::::::ヽ   , '   |.  \.\
_/   ∧   /゙゙: : : : : :/: :,'::::::::∧         、|.           /::::::::::::::::::::、     ∧    \.\
゙\    \/: : : : :, : : /: :,. : :::::::::∧                      /|::::::::::::::::::::::∨   /    / /〉
_\\     |: :/|::/|: :/: : : : : ::: ::::::∧    ,_, .. ... .___,ヽ  /_リ.::::::::::/|:::/:::|\/..:.:   / //
..\\\    |/ |/ |:/|::::!::::::::!:::::/:: ∧     ̄ ̄`゙''''  ̄    / :|::::/|:/ .{/::::/:.:.:.:.:.   / //




       ___
     /   ヽ、_ \
    /(● ) (● ) \   ………道誉。
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \  …また会おうお。
  |  l^l^lnー'´       |
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ
   /   /





374 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:34:00 ID:86iBfr59

一方、やる夫も嘆願した北畠具行の助命であったが…

         ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
         /   /   \   丶
        │     /\     .|   具行の助命?高氏の頼み?
        |    / ̄ ̄\    |    ダメダメ。
         \            /
 r、     r、/          ヘ
 ヽヾ 三 |:l1             ヽ
  \>ヽ/ |` }            | |
   ヘ lノ `'ソ             | |
    /´  /             |. |
    \. ィ                |  |
        |                |  |

      六波羅探題北方・北条仲時



                  __/ /
                /,;;;:./  /`\
   __          / i:/   /  .:;;: \
.  / |    、____,レ '    /' ̄≧ .:;;r;;;:\_
.   |/^'|     \______,/i ∠::::::::ィ<  .;r;;;:\     (やっぱ無理だったか…)
   |,メ |        ノ  __、'  :: ィ<::::ィ<  _:;/}
.   |,メ |        〈,/{リ'~゙;゚‐' ヽ.、 ィ:: :: ィ<::/:'/  /
    |,メ |          | /       ヽ.、ィ ::/:'/   /
.    |,メ |         j `j'_ _.,  //\、 i:/    | ̄ ̄ゝ
    |,メ |      ノレl`i三ニニ´ムノリ/     ,   ̄\::\
.    |,メ |      ,〃jノ`ー‐=ヘレ^/     /     |:::;;:ヽ
    _レ'  ̄\__..... --‐‐'¨レリ| ̄   _/      、   |:;:;;::,ゝ
   {__,-‐‐' |         ::::::::|  / .人   ;'  、 _`、\::\


六波羅探題に突っぱねられ北畠具行の死罪が決まった。



375 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:35:29 ID:86iBfr59

死罪が決定した北畠具行は佐々木道誉によって鎌倉に送られることになった。

          <. : : : : : : : : :∧.:.∧.:.:∧.:.∧.:.:.:.:.ハ.:.:.:.:.く
          イ.:.:.:.:.:.:.:l l∧/  V  V  V  V V Vl.:.:.:.:>
              〉.:.:.:.:.:.j!  ,,、、、,,,,        _,,,、、、 !.:.:ィ
           イ.:.:.:.:.:.:/  '''''二ニ ヽ    ,.ィニ二_ ``7.:'´
          l//⌒i.:!  ィ _モ式ン.:.:  ,.:くモ弐ヽ //     護送感謝いたす、道誉殿。
          l/ いi::!   ``  ̄´    i  ´ ゙゙̄ l.{      死ぬ前にあなたのような人物に会えてよかった。
           ヽ ヽ:::!            ',     リ
            ヽ_,.イミ          }    ,′
               i:ミ        ¨` '    /
              l.ミ       t ----‐ァ   /
              l `ヽ、     `ニニ´   /
             /〈   ヽ、   ´ ̄`  /i!
            /l  ヽ     ヽ __ __ ノ .lト、
           /  l   \         / l. ヽ




     /.:/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.::::厶 V-|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
      イ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/|:::,′ , ‐|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
    ./ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::/ |::| ///|:::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::|
.       |::::::/.:::::::::::::::::::::::/|::::::/, イ:|//   |:::リ.:::::::::::::::::::::::::::::::::|     あんたも公家にしちゃ新しい奴だ。
.      |::::,'.::::::::::::::::i:::::://|::::///| l    _」厶}:::::::::::::::::::::::::::::::::|      気に入ったぜ、確かに死なすのは惜しいぜ。
        |:::::::::.!:::::::::::i::::///|::/}/jノ 、, ≦rgf''从::::::::::::|::::::::::::.', ::|
       |::{::::::i:::::::::::i:::'///|/:}}ヽ       ̄ ノ:|::::::::::::l::::::::::::::.',八
      |八::::i:::::::::::{:::{///|:ノ i        |:::::::::::j:::::::::::::::::}
        V}人::::ハ::厂 ̄   !        ノハ::::::从ハ:::::::::::j
         リ:::::∨ {              / |::::/.::::::::::::::::::ハ
        /.:::::::八      丶 ‐       |::/.:::::::::::::::::::{
          /イ::::::,゙.:::ヽ              ,   j/.:::::::::} ::::::::::{
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           |::::::}:::::/|:|  .         /   |从((  \:::::::::、
      _, イ::::从  |j.   \       /    ノ リ \  | `丶、
   -‐''"    V/    |     `ー---‐'       /    |     `丶、
         /    |                 /       ,      `丶、


具行は高氏の丁重な扱いに感謝の意を述べたと伝わる。
「婆娑羅」と呼ばれた高氏は、公家である具行も終始忌み嫌っていたが、死に臨んでの
具行の態度には高氏も感服して、その別れを惜しんだと言う。



376 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:37:01 ID:86iBfr59

具行は鎌倉に送られる途中、幕府の命により近江国柏原で斬られた。

                           _
                  _ .. -‐‐¬_ ̄  ̄`¬- 、
            _ -‐ ¬  ̄    /, `       `ヽ
          /_...-,r‐      /,/   i i  、    ヽ
         // ,/ ,r'  // ,イ   : l l  λ     ヽ
.         / / /,' / / / :l .  .:  } ! :! l  |     ヘ
            / ,/,./ / ,/,/  /!.: .:::. /}_ム‐.ト. i  !  ヽ、 l
        / /// /  //{  /l.|:: :r'7/:/__l_|___.l ! |   }:.ヘ. l
  __.-‐‐‐‐ 、// / / / ,. {//._,/-| {:..::::///i´ ::!lヾ` l | }:.  ト:::::}.1    (具行殿…幕府は、悪は必ず倒します…)
 /ヘ.      ヘ  / { / r1 ,/ {.´/ L.ヘ: //イ弋.::::':ノ., },1 !: : | l:::l!:|
. ベ ヘ      i./  :!///| {! | lri'´:∧ヾ.    `ニ ‐' ///::.: }ノ::}.!:!
  ∨:.ヘ   :..ヘ.  {// l {!i! ! l、弋::丿,        ///:::.:: /::::/ .!!
   ∨::ヘ :. . : ヘ //  | l.!|. N∧.`´          /イ::. : /:::/  |!
.   ヘ::.ヘ...,,={l}=.//、  l.|l::{ |::::.λ     ´     / /::. /:/  ノ
     \〃/バ {.|_> || l::ヾ:;:::| iiゝ、    / ,r/::. /.:/
      \ヘ、/.|l  \.i. |:::::l|::.|. i! _`≧z-i‐<,/ /!:/
        \:. ! ::.  \ゞ:::!ゞ!ベ´ \ ^`¬./∠.__{_,、`<
         ヘ::.  :::.,r,ェ \ヾ ` .ヘ   \  レ'/,<::::::::>-テi
          \::./ /,rーっ 、 ヘ.!_  >=':'´:.:::::≧'!::::::::::!丶_
            ヘ! l/ /_~´ :.ヘ  \,>':.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.:/:.:.:::.:.:{ ! ヽ`ヽ
            | / ,'/,r,ミ'.  ヘ f、´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/!:.:.:.:.:.:ヘ !  冫.!
             >、' ",rべ>  .\`<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:.:l!  /  !
            //\ \::::::  :::..\ヽ` <:.:.:.:.:..//:.:.:.:.:.:.:.:_:}_ i'l   l
            // ,ヘ}  ヘ、 :.....  ::\ヽ_``< !っ--,- ´ ゞ'.| !  l
              // / \-、ハ  ::::::::::::::::.\  ̄フ´ _/  ,...、 | i   l
            /'/   c/`マ:lヘ     :::..\ ,..Τ´   ゝ ' l!     !
        / ,ノ    /   〉 ヘ         ヘゝ '|.       {i     !
      />'´    c/   /    \      \ !         :!i    l


この具行が後見を務めた若き北畠家当主・北畠顕家は後に後醍醐天皇に忠誠を尽くし、
南朝方の有力武将の一人として活躍することとなる。



377 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:38:30 ID:86iBfr59

一方、後醍醐天皇の皇子・大塔宮は天皇挙兵の際比叡山に籠り六波羅の軍と戦っていたが、
急な挙兵だったこともありあっという間に敗れ、わずかな供とともに落ちのび倒幕活動を続けながら
熊野詣の山伏に変装し紀伊半島を転々としていた。還俗して護良親王と名乗ったのもこの頃である。

        , ──  、
    / ______ヽ
  ゝ/   |/ / ⌒ヽ ⌒ヽ
   |   | |   ‘|‘  |    父上も隠岐に流されてしまったが、
  . v‐、l ̄ヽ __ ノ 、__ ノ    .僕だけで本当に倒幕を成せるんだろうか…
   l )       ^  l
   `ー 、   ──┘ノ
      ` ー──、´
       /|/\ / ヽ
        l l     |  |
       | |     |  |

       護良親王




378 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:39:59 ID:86iBfr59

護良親王に同行していたのは村上義光、赤松則祐、笠置山から落ちのび親王に合流した四条隆資、
そして同じく笠置から合流した伊賀兼光などであった。

                /|
            /|   /|
           /  |   / |
          /  .| /   |
   、       /   | /   |
  、 \ --、/´  ̄ヽ |/__ |
  `×、  {   o }'__ ヽ
. ―{‐  ∴ ヽ、_ノ{ |\  ̄}      元気出すにゃ、宮様!!
   ヽ、_    φヽ」 ヽノー、
    / /  ̄7 ¬、   ̄∴ ー}―
    | |     ̄  \   、`メ、
    | |       / >ー‐へ、
    | | ハ-、  / //⌒ ⊃
     ヽヽ{ '∠_//  <⌒U ∩    ,_ ,
     `ー――´ .(⌒ヽ\/ ⊃,/ )

         村上義光



                  ,,、、_ ,ィ‐-─= 、
                 ,r '´ ``         \
             /  ,             \
               /// /    , / /!   `,、ヽ ヽ
           , イ // // //l_,イ_j  ,!,イト、l ヽ!
         //l/N ,イ/ //ィl/,、rt|ヽ/ l/N !j  ,j
        //  V´`Y イ/ ィ'´〈じj  イIj |/ / /    私たちがお守りします。
       ,彳/  / ヽ(カVY  ゝ-‐'゙  ゝ, ,レNl/
       /  //  /ゝr   ' ' ´      ノ/'´
        //// ,イ / l !        -‐ ,イ'´
         /,ィイ^7^i/火、 丶、    ,イ`ヽ
    ,ィニ二ヽ´ ̄二フ´N/ `''ー-、`二ニ´/ | l
   .,ィレ'´ ̄ ヽ、 ̄   ヽ'´    ` イ√  l ,!

   ____       赤松則祐
 Y/ニニ∞ニ\
/ //\___\
|/ /====|  ̄ 
|  /  ・  ・  |   必ず宮様に味方する者も現れるのだ。
\(6  (_λ_)  |  
 |     |||||||  | 
 |)) ̄□ ̄□ ̄| 
 \_____/  

   四条隆資



       __. --─-- 、
     ∠        \
.   /,r / /  ヽ ヘヽ  \
   /// , | |    | | ヘ  ヽ
.  |/ l / | ∧ | | :| |、:||  ',
.  | l | 、ト、.|. |ハ ハ |ヽ!ヽ'V  | ………
.  lイ lヽ| _ム-- ` レニニT | N
    ∨| |´ 'モシ´   ゙ー' || |
    |ハ!            |//
      ヽト、    l    /
      ヽl\  -─  .イ
         l`  ._  / ノ、
        / |    ,rく. ヽ

         伊賀兼光




379 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:41:29 ID:86iBfr59

           ,. '´ : : : : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : :.`ー 、
        , '       ./ .::/               :∧
          /.:/ .::/ .::′.:::′l : : ::::::.: : : : : : :!::.:.: : : : : :.∧
        ./"/. : ::′.:::!: :.:::,l :| : : :::l::. 、:::.:.: : :|:::  : : : : : :∧
        .′.:.::| : :::;!: :::/.|.:∧: :.:::ト、:::|\:::.:.:|::::: !:::. : : : :∧
        |.:.:.:.:.:|.:.:/ !:.:/ |/  ゙、:.:l ゙、l  ヽ:.:lヽ: : |:::.:.:.:.:.: : ハ
        | ;!.:.:.:|::/ _|_'__l    ゙、|   l__゙L_ヽ::|::.:.:.:.:.: : : :|
        |/l :.:.:|ハ´ __、  、 .l ´ z___ `゙:|::.:.:.:.:.:|:.:l:.:!
        l l:ハ::l:::! ´_辷.」`  ゛    ´_辷_リ_   :|::. /|/:.:.ハ:′   (それにしても正成は生きてるんだろうか…
            l |:!: !        !             ::|::./´!゙i:/ !    . 赤坂で自害したと聞くが奴が死んだとは到底思えない…)
           !l:::!      .:;             :|:/i //
              ゙l: l       、            ::|'ノ/:/
             |ハ                ,‐-'.:/
             ヽ               ./:.:.:/|′
                   ヽ    ´ ̄ ̄゛    ./!:.:/
                \     ゛     . :´ : :l'|′
                  |:\    . :'´: : :.::::|、
.                 r‐|  ` -''´ _... ‐ '"´ `、_
                  /| ` ‐、   _.ノ´ヽ     /:::\
             _,./ : :|  /  >´i    〉、 /::::::::::::::i-.._
         _. '´:/: : : :! .ハ.0l - !  /::::ヘ, '::::::::::::::::::::!::::::`: :- .._
      _... '´ : : : /: : : :.:|∧:::゙、|_i/:::/ /.:::::::::::::::: : : |:: : : : : : : :`: :- .._
  _... '"´: : : : : : :.:/: : : : :.:|  >'"´:::::`::'、 /::::::::: : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : :`: :- .._





380 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:42:59 ID:86iBfr59

幕府の追及は厳しく護良親王一行の首には恩賞が与えられており、一行は様々な困難に遭遇していた。

         ____
       /´       `\レ
     /_______  ヽ
      |ノ─ 、 ─ \  |  ヽ
       |   v|・     l_|    !  …もう何回敵の追手には遭遇して逃げたことか…
     ,|     |    | Ul´⌒Y   さすがに疲れたよ…
      l/`ー ヘ ` ─  ′  ( |
     l__            _ ノ- 、
     (_/⌒ヽ_/⌒ //    l
       ` ─┬─┬ /ヽ/    /|
          |___| `  /\ / |


<そこの一行!!



381 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:44:33 ID:86iBfr59

   ,r-─────、
   ,f _____,、ー-、
  ,ノ r'        t  ヽ
 f / ''''''     ''''''::\ .l     そこなる山伏殿は大塔宮の御一行とお見受けした!!
 | |(●),   .、(●)、:::| ノ     .おとなしく降参するがいい!!
(⌒'  .,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::;⌒)     . さもなくばここで一戦交えるぞ!!
. t_t   `-=ニ゚=- ' .:::::::;tノ
   \  `ニニ´  .:::::/
,,.....イ `ー-.ニ-― ノ゙-、..
:  ┃   ◆・◆ ┃  i
   ┃        .┃ |





382 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:46:00 ID:86iBfr59

       ___       _
  \V ̄ ̄ ̄__| \二二/|_
   /  / ̄__| [__]  | \
  │ / /`ヽ__?∠__>J__>
  |/ /| ‐―――――――― |
  (  / |  ――――――――‐ |
  (_/  |     ●      ●  |
  |\ |       (_人_)    \_     _____
   | ) |    _ __|||||||||||_____)   /
   ヽ_|  ///└┘   ̄ ̄ ̄  └┘| |    /  宮様!!
     ///              //   <  
    |//\_ (⌒Y⌒)    _//      \ 敵兵なのだ!!
     \   ヽ―─―⌒ ̄ ̄ /         \_____
        `―──―――‐―´ 




                   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                 /:::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::i::::i:::::::::::::::ヽ
              /::::::::::/:::::::::/::::::::,:::::,イ:::::|:::::!:::::i:::ヽ:::::ヽ
           /::::::::::/:::::::,.イ:::::::,ィ:::,イ::::::/!:::::|::::::!:::::!:::::::ヽ
           ,'::::::/::::!:::/,イ::/ .!/ .|::::/ |:::::ハ:::::!::::::!::::::::::i
            !::::::l::::::レ',! ー-、    !/  !::/ !::ハ:,イ:::::::::::|
             !::::_」:::::::::! ..,,_`ヽ、_,.   ,リ  ´ _,..,_ !::::::::ハj
          !/f r.|::::::::!  弋エノ`    `'ィニ二_ /:::::::::!
               k.ヤ!:::::::!           ゞzソ,. /::::∧::|  しかも今度は数も多い…クソッ!!
           |∧`Y::リ           i      //|/  ヾ
              !Tヾ  u.     j       //ノ
             ヤ. ヽ.    , ‐-、,__    ,.イ:/
              r<´|.  \  弋,__,/  / |/
             !  `丶、.  \  ー   /
           _/     `'-、. `'ー-r<´





383 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:47:29 ID:86iBfr59

        _____
       /´           `\
   ゝ/  _________ヽ
   /    |    ヘ、    ノ⌒ |
   |   |  /  ̄`ヽ /  ̄`ヽl
   l    |  l     lj | lj    l   ………進むことも退くこともできないか…
   ヽ  |_|        |     |
   /⌒`  ヽ       l     ノ、
   | )     ` ー─ ´ っー ´ l
   ヽ__   /⌒\____つ ノ
       \ ( ______ ノ /
       >ー───、─ ´
        / \ / \/ \
      l   l      |/\
      ├─┤      |、





384 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:49:00 ID:86iBfr59

       , ─── 、
    ゝ/ _____\ っ
    /   |ノ/ ⌒ ヽ ⌒ヽl   っ      こうなったらもう自害するしかない!
    l  |─|    ・|∠  |          射てる弓も全部撃つんだ!!
((  Y⌒  ` ー  ヘー ヽ        敵に恥ずかしい姿を見せるな!!
   ヽ_  /⌒ヽ___つ  _
/⌒)、 ヽ |     /    |≡|
| 、_,(_ノ  >、二二二)     .| .|
ヽ__ノ / .l/ \/ ヽ、   | .|
 |  l   |        \ /⌒
 ヽ_ / |      |\  lヽ_




  /  /   ..::/.::/ .:::::: /.::::::/.:::::!::::::..!.. l  ::ヽ`ヽ
 i  /   .::::::!::/l ..::://.:::/!:::::/l::::::::l:::::l:::....l  !
 !   ! l .:::::::/l/__l/ //  l:::/.:::!::::/!:::::!:::::::!::!:l
 l /l/l .::::::/ __ `ヽ、    l/ .::::l::/.:l:::/l:::::::!::!::!
  V く l .:::/   ¨ 疋タ` ヽ、ノ .::::::_j/ -―l:::/.∧l
  ∨ー!::/    `¨       /fr芹、:::/l/.:/
  j/iヽl/           /.:::::┴'..:::/./ j/   ……心得ました。
.   l::∧              { ::::::::::::::/.:/
.  __/V ::ヽ         /..::::::::::/.:/
/i/  ! ::::::ヽ     _     .:::::/ j/
.三l :: l :::::::ヽ、   __‐-..::::/
.三 !.:::::.ヽ、:::::::::ヽ、 ....:::::/
三ニl:::::::::::::\::::::::::::::ー匕\





385 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:50:30 ID:86iBfr59

   ,r-─────、
   ,f _____,、ー-、
  ,ノ r'        t  ヽ
 f / ''''''     ''''''::\ .l  
 | |(●),   .、(●)、:::| ノ   それ!大塔宮を討ち取れい!!
(⌒'  .,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::;⌒)  
. t_t   `-=ニ゚=- ' .:::::::;tノ
   \  `ニニ´  .:::::/
,,.....イ `ー-.ニ-― ノ゙-、..
:  ┃   ◆・◆ ┃  i
   ┃        .┃ |




       ____
    ゝ/____ヽ
   / | , ─ w-、!
   | __|-|   +|+  |
    ( u `ー  oー |  ……運不運は天命…
   /ヽ、/^\__/ ノ
   l、(uu ー,─ 、´
    l \ __/┬ ′


<待ていっ!!!!


しかし、その時だった…



386 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:51:58 ID:86iBfr59

      __ _
   r :「 :| :| :ハ
   | ::| :!_:」__j _:!
   ヽ'ヽ´, -'-イ:人
    `´!ー…'´ .:',    ,、 ,、
      ヽ    ::.i 〈ヽf二ソ、〉       紀伊国が住人、野長瀬六郎だ!!
       ヽ.   /',-ヘ弐」=Y=-      宮様を迎えに来た!!
        ト- '  -、-ト{j]]イハ  /7'  _/二',
         \ _ノ ヽ\_T >' /_  L」--、}
          !: : : : ノ \_|:i:|_/:!:.}、/l Lニ.ノ
           `i: :´: : : ; -- 、: : V /.: ` ーイ
            \:./     Y\{、 /
             |   _  - 、|    ̄
             j/. : : : : : : ヽ
             / : : : : :, --、:|
             {, -- 、/    |'

             野長瀬六郎



              -、ー、_.,r ー 、   ___
              / /     iー'´ /`
              ( ,ニ.'''''_''_''''   i      同じく七郎よ!!
              ヽ|ー| ハーヽ   ノ      宮様に弓を引く奴らは我々が討つわ!!
               `、|/  ノ ._/
            _,,,,    ゝー ' i´
            `j `-ー'7'-ー --j-、__  _ ,, -,=ー,-
          _,r'7_  /    /   `´ ._/_/
          |/´ ` v   /ー-、   / / ヽ、
         /i     i  /    ヽ  .レ'  _  i
       /  ヽ、 _ ,ノ  i.       i  レ ' ´  `i
      /    ハ  /   ヽ、 _ _ .ノ  /i    i
    __,='、、 / .}__/_ _ _  ヽ     / i     !

             野長瀬七郎




387 :名無しのやる夫さん :09/05/29 23:52:31 ID:zgiYXAS7
なんかすごいの来たw


388 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:53:29 ID:86iBfr59

             , ───- 、?
           /_____  ヽ
           ! - 、- 、ヽ |   |
            |  ヘ|・  |─ |   /      ……神の御心が通じた!!
             | ーc ─ ′  r⌒i       . やはり僕に倒幕の使命を果たすまで死ねないんだ!!
       _,- 、   !└────┐ _ノ
      ! ノ( ) \\ ___/ /
      \_ /\_`_──_イ_
     ((  \_∩ /|/\_/ ヽ
      ☆冫∈  | ̄ ̄ ̄     |


護良親王一行は親王を迎えに来た紀伊の豪族・野長瀬兄弟により窮地を脱した。

「太平記」によると野長瀬兄弟は前日、老松と名乗る童から「宮が危険な目に遭うので助けてほしい」と告げられたと語り、
不思議に思い大塔宮が肌身につけた北野天神の御守りを見ると老松明神の足に土がついていたという。



389 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:54:59 ID:86iBfr59

この頃大和の吉野、十津川あたりの土豪武士の中に護良親王に味方するものが現れはじめ、親王は吉野に拠点を構えた。
そして全国各地の武士に倒幕の挙兵を促す令旨を書き送り、紀伊半島に一大勢力を築くに至ったのだ。

─、,,,,,,.r─v‐-、,>、     /___
  |  |  |  |  |`ヽー、 ,--|r─ヽ`ヽi
  |  |  |  ,,|,,,--!、  ヾ |i',-、 i ヽ.|
..  | ,-!-‐┴"    i     ||ヘ   !__r┤
  |ハ           i   C`'!   /   〉ヽ       この吉野から僕の倒幕が始まるぞ…
  |ヾミヽ         i i~ー' `ー '"  | ,!     全国の武士たちに倒幕挙兵の手紙を書こう。
  | ヾ.ミヽ        _ヾ`ー、──‐ソ
  | ヾr-ヽ       !、_ >' ̄>'"
ニニニ〉、ヽ.γ~l     ヽ, |  |_
     〉ヽ ヽ! ヽ,  _,,,,,-‐‐i `i-'  ̄T_,,,-
    l`     |‐''',,,.-<‐'"/⌒、'ニ二-、_
    ヽ     〈‐'"   `T、 /⌒ヽ、





390 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:56:28 ID:86iBfr59

                  __,,,、,,   ,,、- 、
               /´: : : : : `´: : : : :ヽ
            /: : : : : : : : : : : : : : : : : :\
              /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
           /: : : : : : :i: : : : :.∧: : :il: : i: : :ヾ: :',
          ,': : : : : : : l: : :/:./ ∨:ハ: :i!: :l: :::::::i
            l: l: i: : l /!/∨   |/ ∨∨!: :::::::l
           レ!: !: :l i"⌒"'-、   ,、-'''⌒`l: :::::ヘ!
           ∨ヘ i | でラ`    ,  f∃ソ /::∧|   紀伊半島の豪族は味方につけた。
              !ヘ∨ゝ       i      ∧ソ     宮様の身ももう大丈夫だろう。
            レヽi l.       j    ∧ノ
               レヘ          /ノ      
              ∨\  ´  ̄  / ′
             /i{  \.   /i
             /:::::l ヘ   ` ´ ∧\
          _,,-''/::::::::l  ` ー、 ,/ .i:::::\、,_
       _,..-.:":::::::/:::::::::::i   /;;ヘ__!入  l:::::::::\`::..、,,_
  _,..-.:":::::::::::::::::::::\:::/:|ヘ /`ヘ::::::::ソ´ヘ i::\::/::::::::::::`i:ー.,
 ,´ー-、::::::::::::::::::::::::::/:::::::::i    ∨:/    l::::::::\::::::::::::::i:::::::',





391 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:57:57 ID:86iBfr59

  /  /   ..::/.::/ .:::::: /.::::::/.:::::!::::::..!.. l  ::ヽ`ヽ
 i  /   .::::::!::/l ..::://.:::/!:::::/l::::::::l:::::l:::....l  !
 !   ! l .:::::::/l/__l/ //  l:::/.:::!::::/!:::::!:::::::!::!:l
 l /l/l .::::::/ __ `ヽ、    l/ .::::l::/.:l:::/l:::::::!::!::!
  V く l .:::/   ¨ 疋タ` ヽ、ノ .::::::_j/ -―l:::/.∧l
  ∨ー!::/    `¨       /fr芹、:::/l/.:/     そして宮様の令旨でこれから
  j/iヽl/           /.:::::┴'..:::/./ j/      .各地の武士が挙兵するはず…
.   l::∧              { ::::::::::::::/.:/
.  __/V ::ヽ         /..::::::::::/.:/           あの男も…また…
/i/  ! ::::::ヽ     _     .:::::/ j/
.三l :: l :::::::ヽ、   __‐-..::::/
.三 !.:::::.ヽ、:::::::::ヽ、 ....:::::/
三ニl:::::::::::::\::::::::::::::ー匕\





392 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/29 23:59:29 ID:86iBfr59

そして兼光の言う“あの男”も再び行動を開始した。

                 __ __
               /:::::::::::::::ヽ
                _/       ヘ-、
             〈/:::::::::::::::::::::::::::::V/
               /l::::/:::::,'::::::::i:::::l::!:ハ
               ~|::::l:::::/:::::::::l:::::l::i:!」  ……いよいよ機が熟したわね。
             ヽ:{::::{:::::::::/:::/:::リ
             , ィ ト{八::::/リj/V-、
             {{ | |  `''   | l }}
             {:',|└─‐‐─┘|//
             {ヘ  ̄ ̄ ̄ ̄ / :}
          , -―-ゝヘ  _ノ  {_/ ___
         {   >=入_、____人=<  ヽ
         ヽ 〃   `┴‐┴'´   ヽ   /
          \|   /      ',   | /
            ヾ_ {       }   レ′
            `ーゝ ____」L=‐' 





393 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/30 00:01:00 ID:1WydK5Z/

                   , -―- 、 -― - 、
                   /  ,_ -―‐- _  \
              /  ,ィ/_ -――- _ヽ  ヽ
             / ,.-/ /´ /    \ \`ヘ ヽ. ',
                / rイ / 〃./::.{:.  l:.  ヽ:.ヽ:.ハ fヘハ
            /  〉i,'./:{{:..{:. ハ:..:. !:....  !:ヽ..',::i| |ヽ>',
              /  く/| l.::ij>k{八::.:{\:::..};ィ匕}:i| |_∧ハ
             ,'  i:ヽ| l.::|ィfチ必`\ヽ くfチ必メ'! L!Nハ   まずは赤坂城を奪還するわよ!!
          i ! .::l.::{| ヽト, r'_;;ソ     r'_;;ソ l |:: l:..i i
          | ! !::::! ::i.:: ム ´   _' ___  ` ハ :j:: j:: l |
          | ! !::::!::∧:: {ヘ   {    }   ,イ,' /::: ,':::::i |
          ヽ!ハ::::ヽ:::ヽ:.',::>,、 ゝ._ _ノ , イ::/ / ::./:i!::::!:l
              ,‐<゙ヽ=、{ヾヽ f,/>ー<{_1`/ / :::/_ノ}::リ/
          / /⌒ン<ヽ \ ト、_   _,, レ/ {::/ }}ヽ〈'
            / /  /  | `!  V‐===-V   ヽ }} l ヽ_
         〈_ '  '   j  !   V ̄ ̄ V     / / } ヘ≦\
        / ヽ,、     /    i!   i!    / / /    j  ヽ
      r‐ '― / `~    ∧    i!   i!     / / /   /   }
      /   /.     ∧ ヽ    ! rtz !   ./ / /  /   /\

                    楠木正成

赤坂落城のあと、行方が知れてなかった楠木正成は突如として河内に姿を現した。
1332年(正慶元年)四月三日のことである。


                         ≪やる夫で学ぶ「太平記」≫ つ づ く



394 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/30 00:01:47 ID:1WydK5Z/
今回はここまでです。
ありがとうございました。


395 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:02:09 ID:2APtZLV1
乙でした


398 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:04:28 ID:SO60+bth
乙でした
正成の再登場までが早いですな、それだけ変革を求める人々は多かったという事か


402 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:07:32 ID:vJm6qtxH
今宵も乙に御座いました。

ところで>>1的には「登子」ってどう発音してるの?
>>108や>>261をみると「の」で始まってるみたいだけど。


403 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:09:21 ID:2APtZLV1
wikiを見る感じとうこだな
なりことも書いてあるけど


404 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/30 00:09:54 ID:1WydK5Z/
>>402
読み方は「のりこ」のようですね。
この時代は○子と言う女性も多かったようですね。


405 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:12:45 ID:2APtZLV1
>404
そうなのか
まあ、wikiは割かしいい加減なことも書いてあるしね


406 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/30 00:13:00 ID:1WydK5Z/
>>403
そうでしたか。
それじゃあ今後は「なりこ」で統一したいと思います。


407 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:16:00 ID:2APtZLV1
あっ
いや、wikiソースだからなんとも言えん


408 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:17:42 ID:vJm6qtxH
あ、いや、別に訂正させたかった訳じゃないんだ。
どのみちこの時代の女性名なんていい加減なものも多かっただろうし。「のりこ」でも無問題。
これで>>1がやり難くなったら俺の立つ瀬が無いw


409 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/30 00:20:02 ID:1WydK5Z/
>>408
いえ、大丈夫ですよ。気にしないでください。
ねねとかおねの例もありますし。

尊氏の死までやりたいのでよろしくお願いします。


410 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:24:36 ID:vJm6qtxH
お言葉、痛み入ります。
やる夫が氏ぬまでとことん付き合いますぜ!


411 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:28:32 ID:e4DZcHY6
おつっす


412 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:28:42 ID:2APtZLV1
どうも調べてると「とうこ」が一般的みたい
でも、まあ当時の読み方なんて分からないよな
ということで>>1の判断にお任せします


413 :1 ◆XR6x1ddXyM :09/05/30 00:29:09 ID:1WydK5Z/
ありがとうございます。
同じ軍記モノとして家康さんを目標にしますよw


414 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:36:10 ID:0n6b1ipu
おお、でかく来たな。応援してるぜ!


415 :名無しのやる夫さん :09/05/30 00:41:59 ID:iYyAJRw0
一乙
最後まで走りぬけてくれ


417 :名無しのやる夫さん :09/05/30 20:43:14 ID:2fVLQBrl
乙でした。
しかし後醍醐の忠臣の多さはすごいよね。
いろんな意味で帝王と呼ぶにふさわしい人ではある。


やる夫で学ぶ「太平記」 巻ノ六

COMMENT

  * URL
06/07 22:30
  普通に「のぼりこ」って読んでたw
t * URL
06/07 23:35
 「のりこ」やら「なりこ」やら「とうこ」やら説がいっぱいあって実際はよく分かってないらしい
.


 

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